14日に学都仙台サテライトキャンパスで今年も講演をしてきました。今年は、全くの専門外の「落語」について講演してきました。ただ、好きが高じて色んな事を調べていたら、講演できるなぁ~と、思い、今回の初回講演となりました。話題が落語なので会場はほぼ満員となりました。ご聴講頂いた皆様にはお礼申し上げます。
落語は基礎知識が無くても笑えるのですが、知っているともっと笑えますよ! ということで、当時の貨幣価値や時刻の言い方、廓などの文化・風習などを落語の演目に応じて解説したので、次回聞くときには、落語の世界観が頭の中で以前よりクリアーな映像となって現れてくると思います。
つまり、上手い落語家さんは話が上手なのではなく、聞き手に映像をクリアーにイメージさせるのが上手なのです。そして、漫才と違ってボケとツッコミがなく、登場人物は基本的にみんな変な人々です。この人間の業を具現化した落語,,, だから我々は、志ん生に笑い、談志に泣くのです。
講演の中では、志ん朝と小三治の「大工調べ」の啖呵を聞き比べてもらったりしました。
皆さまも週末、寄席へ足を運ばれては?(笑)
記事:大久保 剛
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