「食中毒予防のポイント~給食管理の観点から~」
2月21日(水)、教職員の安全衛生活動の一環として、2023年度健康講演会が開催されました。この講演会では、健康栄養学科の氏家幸子先生から「食中毒予防のポイント~給食管理の観点から~」と題してご講演いただきました。
氏家先生は、様々な食中毒の種類や冬場の代表的なノロウィルスの予防法などを大変分かりやすく解説してくださいました。さらに、昨年発生した大規模な食中毒事例を丁寧に解説していただき、事の詳細がよく理解できました。改めて食中毒は、些細な基準のズレが重なることで大問題に発展する可能性があることを痛感しました。
特に印象深かったのは、もやしに関するお話でした。5回も徹底的に洗い流した後に再度細菌検査を行ったところ、多くの菌が検出されたというお話を伺いました。見た目だけで清潔だろうという安易な判断は、食中毒につながりかねないという点を再認識する機会となりました。
最後に今年度で定年退職される氏家先生に、これまでのご尽力に深く感謝申し上げ、心からの敬意を込めて学科から花束を贈らせて頂きました。
文責:相澤恵美子
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