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健康栄養学科研究室便り⑯

 今年の夏は全国的に猛暑に見舞われ、海風の影響で比較的過ごしやすいと言われている仙台も例外ではなく、観測史上最長の真夏日を記録したり、蒸し暑い熱帯夜が毎晩続いたりとなかなか手をゆるめてくれませんでしたが、夏休みの終わりが見えてきたところでようやく朝晩涼しくなってきました。さて、新学期までの残り少ない時間を学生のみなさんはどのように過ごされるのでしょうか?



 先月末、13年ぶりの「スーパーブルームーン」が見られるとのニュースがあり、これはぜひとも見晴らしの良い本学のキャンパスと大きなお月様のコラボをカメラにおさめたい!と目論んでいましたが、諸事情により残念ながら撮ることができなかったので、今回は別の風景をお届けします。


 今年から大学構内のあちらこちらに小さなソーラーライトが設置されていて、暗くなってくるとほんのりとあかりが灯ります。そんな情景を見て『枕草子』の第1段、みなさんもよくご存じの『春はあけぼの…』で始まる清少納言の随筆ですが、『夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また。ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。…』を思い出しました。さすがに本物の蛍を見ることはできませんが、ちょっとだけ幻想的な雰囲気を楽しむことができます。


 この時期のキャンパスからは、第1段の続き、秋の風景も見ることができます。『秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。』

(ちなみに冬の箇所は、健康栄養学科の学生さんであれば給食経営管理実習を履修すると現代風に体感することができますよ。)

 学生の頃、テストのためだけに暗記する古典は苦痛なだけでしたが、本屋さんで見つけた『桃尻語訳 枕草子』を読んで、千年前の文化や衣食住にも興味を持ちました。「苦手だなぁ」と思っていたことでも、助けてくれるものがあれば意外と面白くなってきて、その後、漫画『あさきゆめみし』から平安時代の世界に沼落ちしたのは懐かしい思い出です。


まもなく後期の授業が始まりますが「勉強が大変」「人間関係は難しい」「毎日が単調」等々悩むことがあったら、キャンパス内をゆっくり散策してお気に入りの風景を探したり、新しい世界と出会うために図書館に行ってみたりしてはいかがでしょう?心を落ち着かせてくれるものや胸をときめかせるもの(推しでもOK!)を発見・再確認して、新学期まであと1週間、お休みモードの体内時計を食   

                       事・睡眠・運動でしっかり整え、元気に

登校してください。


                             記事:健康栄養学科研究室

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