先日、仙台白百合学園高等学校で探求授業を行ってきました。最近の中学、高校では探求授業が盛んに行われています。
総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。(文部科学省のHPより)
指示待ちでなく、自主的に自分から情報発信することが必要になってきます。生き方が多様化し、人生のマニュアルが消失した現在、自分の未来は自分で決める必要性が出てきました。このため、自己肯定感を持って自主的に行動できるようになる必要があります。
この探求授業では、高校1年生を対象にこれから「食」に関係する分野について1年かけて設定したテーマに取り組んでいくことになります。今回は、「食」に関する講義(筆者担当)と食品企業の実態について株式会社極洋様からお招きして、お話して頂きいました。
最初は、なかなか質問の出ない生徒さんもいましたが、自分たちが設定したテーマなので最後の方では、自分の思った疑問を演者に投げかけていました。
これから、どんな展開を見せるか楽しみです。今後も我々は、この探求活動をサポートしていきます。
文責:大久保 剛
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